八一ト
せんじとお別れをして
自分の教室に向かった
「おはよう
昨日はよく眠れた?」
「うん」
私は優奈に笑顔をかけた
「私ね考えたんだけど
恋次が大好きだけどこの思いは
心にしまう事にする」
「ヒナ……」
「でも諦めるってことではないよ?
私はまず恋次がこの苦しみから
解放が出来るように
最善のことは尽くす」
優奈は私の頭に手を置いた
「優奈…?」
「アンタ…強くなったね…」
優奈は私に微笑んでくれた