年下彼女に負ける俺-2-

*:報告です。

聡ちゃんと私の二人の中でお泊りをすることが決定してから5日後。

私の両親に了承を得ようということで、両親がいる日曜日の今日に聡ちゃんが家に来ることになった。




「いやー聡介君に会えるなんて嬉しいな。」


「そうね、お母さんお菓子作っちゃおうかな。」


朝食の時間から浮かれている両親。

そんな二人の雰囲気なら大丈夫かなと安心しては卵焼きを一口食べる。




ソファに座りながら新聞を読んでいるお父さんも、キッチンで食器を洗うお母さんも笑顔だ。

そのことに、聡ちゃんは本当に両親に気に入られてることがわかる。




まぁ、聡ちゃんは真面目で誠実だしな。

付き合って1ケ月くらいしたら、ちゃんと両親に挨拶したいって言ってスーツで家に着たくらい。


きっとそれは私が未成年だったからだと思うけど、でも思いだすと笑ってしまう。