年下彼女に負ける俺-2-
「聡介君は何時頃に来るんだっけ?」

ちょっとしてから新聞を読んでいたお父さんが聞いてきた。




「お昼前には来ると思うよ。」


「じゃあ、お昼は一緒に食べれるわね。」



お母さんのその一言で、お昼は一緒に食べることを悟る。

って言っても最初からそのつもりだったので何も関係なかった。






朝食を食べれば部屋へと戻ることにした。



「じゃあ私は聡ちゃんが来るまで部屋にいるね。」


「はいはい。」


そう答えるお母さんはやっぱり嬉しそうで、気分はルンルンのようだった。



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