だから、今日 告白します
友人に腕を引っ張られ引きずられるようにその人の前に来ていた。
「ほらっ、」
「あ…、う…、え…」
緊張は最高潮で言葉にならない声しか出なくて、顔がみるみる赤くなるのが分かる。
目の前には、大好きな彼。
「ん?」
「あの、えっと…、どぉしよう、ミオちゃん…(半泣)」
「私じゃないでしょ…。」
「大丈夫、落ち着いて落ち着いて。」
そんな、面倒くさい女を前に嫌な顔せず、笑顔で落ち着くのを待ってってくれた。
「あの、、、私のこと分かりますか?」
「うん、いつも見に来てくれてるよね。ん~、羽田 海(ハネダ ウミ)さんで合ってる?」
「はいっ。」
片手はしっかりと、友人のミオちゃんの手を握りしめながら
緊張で出ずらい声を必死に絞り出した。
「よかったら、コレ、貰って下さい。」
持ってきていたプレゼントを差し出したら、
笑顔で、『いいの?ありがとうっ』っと受け取ってくれた。
それだけで満足な私を見据えてか、ミオちゃんは口を開いた。
「中、見てあげて下さい。この子、すごいんですよ。」
「え?開けていいの?」
コクコクと頷けば、彼は丁寧にリボンを解き中を覗いた。
私がプレゼントに選んだのは、男の人に何をあげていいのか分からなくて
結局、定番のスポーツタオルにお菓子。
それだけじゃ、物足りなくなってプラスアルファで私が得意なことを中に入れた。
それは…
「うわっ、めっちゃスゴいっ!!」
「ですよねっ!!この子、すごく器用なんですよ。しかもちゃんと脱げるんですよ。」
「俺が、漫画大好きなの知っても引かないでくれてありがとう。コレ、スゲぇ嬉しい。」
「そんなっ、私も、その漫画、大好きなんです。むしろヲタクなんで引きませんっ!!」
私が上げたのは彼が愛読しているという漫画のキャラクターの服を着せたマスコット。
そう、私の特技は裁縫。
男の人がマスコットなんてと思ったけれど作って良かったと思った。
が、『ヲタクなんで』って…どんなアピールしてんの私…。
「ほらっ、」
「あ…、う…、え…」
緊張は最高潮で言葉にならない声しか出なくて、顔がみるみる赤くなるのが分かる。
目の前には、大好きな彼。
「ん?」
「あの、えっと…、どぉしよう、ミオちゃん…(半泣)」
「私じゃないでしょ…。」
「大丈夫、落ち着いて落ち着いて。」
そんな、面倒くさい女を前に嫌な顔せず、笑顔で落ち着くのを待ってってくれた。
「あの、、、私のこと分かりますか?」
「うん、いつも見に来てくれてるよね。ん~、羽田 海(ハネダ ウミ)さんで合ってる?」
「はいっ。」
片手はしっかりと、友人のミオちゃんの手を握りしめながら
緊張で出ずらい声を必死に絞り出した。
「よかったら、コレ、貰って下さい。」
持ってきていたプレゼントを差し出したら、
笑顔で、『いいの?ありがとうっ』っと受け取ってくれた。
それだけで満足な私を見据えてか、ミオちゃんは口を開いた。
「中、見てあげて下さい。この子、すごいんですよ。」
「え?開けていいの?」
コクコクと頷けば、彼は丁寧にリボンを解き中を覗いた。
私がプレゼントに選んだのは、男の人に何をあげていいのか分からなくて
結局、定番のスポーツタオルにお菓子。
それだけじゃ、物足りなくなってプラスアルファで私が得意なことを中に入れた。
それは…
「うわっ、めっちゃスゴいっ!!」
「ですよねっ!!この子、すごく器用なんですよ。しかもちゃんと脱げるんですよ。」
「俺が、漫画大好きなの知っても引かないでくれてありがとう。コレ、スゲぇ嬉しい。」
「そんなっ、私も、その漫画、大好きなんです。むしろヲタクなんで引きませんっ!!」
私が上げたのは彼が愛読しているという漫画のキャラクターの服を着せたマスコット。
そう、私の特技は裁縫。
男の人がマスコットなんてと思ったけれど作って良かったと思った。
が、『ヲタクなんで』って…どんなアピールしてんの私…。