幼なじみ

克哉side


「あの約束、覚えてる?」

何も言わずに黙って頷く雪奈。

「雪奈・・・好きだ・・・」

俺がそう言うと、

「あたしも・・・かっちゃんが好き・・・」

と、目の前で泣きながら言う雪奈。

俺はそんな雪奈が愛おしくて、雪奈を抱きしめた。

「・・・雪奈・・・」

しばらく、何も言わずに抱き合う俺たち・・・




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