幼なじみ
あり得ないだろ・・・他の男と遊びに行くのを許すとか・・・
「はぁ・・・克哉さぁ、いいの?ホントに・・・雪奈があいつらと遊びに行っても、何とも思わないわけ?」
そう聞いた俺に克哉が言った。
「何ともって、何を思うっつうんだよ?雪奈が誰と遊びに行こうが俺には関係ねぇ・・・雪奈はただの幼なじみだからな・・・」
いいかげんにしろよな!素直になれよ!
「幼なじみ幼なじみって、克哉が1番思ってないんだろ?雪奈が好きだってこの間言ってたじゃん!後で後悔しても遅いんだからな!」
そう言って、俺は自分の席へと戻って行った。
ホントは・・・俺の・・・せいだよな・・・
俺があんなことしなかったら、雪奈だって今頃幸せになってたんだよな・・・
雪奈・・・ごめんな・・・