幼なじみ
「何だよ秀樹!赤崎まで!お前ら付いて来たのか!?向こう行けよ!」
そう言って中島と赤崎を追い返そうとした門脇。
その時、赤崎が俺の前に立って言った。
「俺も話がしたかったんだよ!白石さんの幼なじみとやらとな!お前とそこにいる三好ってやつが白石さんのそばにいるせいで、俺らが白石さんに近づけないんだよ!」
えっ?!
振り向くと、そこには健介が立っていた。
何だよ!お前も付いて来たのかよ!
冷静な健介を見てイラッとした俺に、赤崎が続けた。
「お前ら、ナイト気取りで白石さんのそばにいるけど、はっきり言って邪魔!お前、白石さんに何してもらってんの?キスでもしてもらおうと、やらしいこと考えてんじゃないの?まあ、白石さんにキスしてもらえるなら、俺だってナイトになるけどな。キスぐらいじゃ我慢出来ねえかもしんないけど・・・」
「何だと~!!」