幼なじみ
赤崎の言葉に逆上した俺は、赤崎の頬に一発お見舞いしてやった。
「いってぇ~!お前、何するんだよ!」
そう言った赤崎が俺を殴り返してきた。
「何すんだよ!」
その後は、ボコボコに殴り合い・・・
そんな俺たちを止めに入った健介と門脇と中島。
「健介、離せよ!俺、絶対こいつのこと許さねぇ!まだ殴り足りねぇんだよ!離せって!!」
そう言って健介の腕を振りほどいた。
その時、俺の目に入ってきたのは、雪奈の怯えた姿。
えっ?!雪奈・・・いつからいたんだ?
もしかして、赤崎の話聞いてたのか?
だから震えてるのか・・・?
くそっ!誰だよ!雪奈連れてきたの!
「誰だよ!雪奈連れて来たの!!雪奈!向こう行け!お前の顔なんか見たくねぇんだよ!!」