幼なじみ
そして今、あたしはかっちゃんに言われた通り、預かった鍵でかっちゃんの家にいる。
「おはよ~、かっちゃん。」
そう言ってかっちゃんの部屋のドアを開けると、やっぱりかっちゃんは寝ていた。
「かっちゃん、起きないと遅刻するよ!」
そう言ってかっちゃんの顔を覗き込むあたし。
その気持ち良さそうに寝ているかっちゃんの唇を見て、昨日のキスを思い出した。
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気づいたらあたしは、かっちゃんの唇を手で触っていた。
あたし・・・本当にかっちゃんとキスしたんだ・・・
でもかっちゃん、どういうつもりでキスしたんだろ・・・
あの後何も言ってくれなかったけど・・・
かっちゃん、あたしのこと好きになってくれたのかな・・・
「かっちゃん・・・好き・・・」