幼なじみ
しばらく経ったある日のお昼休み。
「白石さん、話があるんだけど・・・」
えっ?誰?
「ここじゃ話せないから、あたしについて来てくれない?お願い!」
「あ・・・うん・・・いいよ・・・」
その女の子にそう言ったあたしは、一緒にお弁当を食べていたもえかに、
「あたし、ちょっと行ってくるね!」
と言って、その子について行った。
何も言わずにあたしの前を歩く女の子。
何年生だろ?同じ2年生かな?
何だか、ふわふわしててかわいい子だな・・・
そんなことを思いながらついて行くと、その子は屋上へとあたしを連れて行った。