幼なじみ


それから、毎日のように俺たちは一緒に過ごすようになった。
そんなある日・・・

雪奈の友達が慌てた顔をして俺たちの所にやって来た。
俺と克哉を好きなやつらに連れて行かれたと。
俺たちは急いで屋上へ行った。


「あんた、須原くんと三好くんの何なの?あんたみたいな子が須原くんと三好くんのそばにいたら、須原くん達の価値が下がんのよ!」

「そうよ!幼なじみだか何だか知らないけど、須原くんだってあんたの面倒見んのは、懲り懲りだって言ってたし!」


そんな声が聞こえてきて・・・
その声が聞こえてきた方へと行くと、雪奈が突き飛ばされて床に倒れていた。
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