幼なじみ
あたしはベッドから飛び起きて、床に正座してメールを打った。
「かっちゃん、久しぶり!元気にしてる?今年のお花見はいつにする?」
普通に・・・普通に・・・今まで通りに・・・
・・・・・・送信っ!
震える手で送信ボタンを押す。
すると、すぐにメール着信音が鳴った。
その着信音は、かっちゃんからのもの・・・
えっ!?返事、早過ぎない?
メールを開いてみると、そこにはこんな文章が打たれていた。
「雪奈、久しぶり!今年のお花見はどうする?明日かあさって辺りはどう?何か予定あるか?」