幼なじみ
その後、リビングでかっちゃんママと話していたあたし。
そして、素早く用意を済ませたかっちゃんが降りてきて、一緒に学校へ向かった。
自転車の後ろでかっちゃんの腰に腕を回していると、さっきのことを思い出してしまって・・・
なんでかっちゃん、あんなことしたんだろう・・・
夢見てたんだよね?
でもあたしの名前呼んでたよね・・・なんで・・・?
ねぇ、かっちゃん・・・あたし・・・勘違いしちゃうよ?
あたしは、嬉しいような悲しいような、何とも言えない微妙な気持ちでかっちゃんを後ろから見つめていた。