オレ様な先輩に恋をした!?
家の前でいつまでもいたら、お母さん達が
帰ってきたら困る…。
「なんだよ、照れてんのか?」
「照れてません…!」
ホントは恥ずかしくてたまんないけど…
「オレは誰かに見られても気にならないけど?」
「それは、先輩だけです…!!」
普通は、恥ずかしいとか思うよ…
あたし、一応女だし…
わーわー話してたら、
いつも間にか先輩の家に着いていた。
「なんで、先輩の家なんですか?」
「イヤ?」
「いや、じゃないですけど…」
急につれてこられたら誰でも、そう
思うよね…?
しかも、
彼氏…の家なわけだし…
意識しちゃうよ…
「入って」
「はい…お邪魔します…」
「どーぞ」
先輩はあたしをリビングに通した。