オレ様な先輩に恋をした!?
一瞬離れた口から
無意識にもれた言葉。
「ん…」
それに答えてくれる先輩。
「お前が欲しい」
そして、あたしを見つめたままそういった。
キュン――
悩ましげな顔でそんな事言われたら
あたしの心臓がどうにかなっちゃうよ…
「どうぞ…」
無意識に出ていた言葉が思ったより恥ずかしかった…
てゆーか
今日のあたし、無意識に声出しすぎ…!
自分が自分じゃないみたい…
先輩への気持ちがここまで大きかったなんて…