オレ様な先輩に恋をした!?

 「じゃあ、ちょっとだけ…」



 「え?なんですか?」


 
 
 チュッ――


 
 「……!?」


 
 「ごちそう様」



 そういって あたしの手にオレンジジュースを握らせて帰っていった。



 「きゃあーー!!」


 急に悲鳴らしき声を上げたのが真由。


 「良いね!今の彼氏でしょ!?」



 「う、うん…」


 真由の剣幕に押されつつも



 答えるあたし。


 
 あたしより叫ぶなんて…



 「初めて会ったけどさ…カッコイイね」



 「うん…」


 それはあたしも思う。



 先輩はカッコイイもん…



 
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