君がいた奇跡
「あら、翔さんの顔が赤い」

「本当だ」

私と結衣で翔に攻撃。

「うるさいなぁ! 」

翔は顔を赤らめながら言った。

病気になる前と同じような時間を
過ごした。

この温かな時間がいつまでも
続いて欲しかった。



でも、楽しい会話の中でも
病魔は私の身体を蝕んでいた。
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