君のために俺がいる

真実

それからというもの、俺は全てにやる気を見出だせなかった。

「嶺夜。帰ろう??」

「ああ・・・」

情報屋によって、俺はいろんな奴に無条件に従っていた。

男にも女にも。

「嶺夜君。明日は私たちに付き合ってくださいな」

「・・・・かま「ああ・・・明日はパスな。用事があるんだ」

俺が許可しようとすると、情報屋――霧咲香夜――が断った。


こんなことははじめてだった。

なぜ?何故だ??
おまえが・・コウシタンダゾ??

ドウナッテモ構ワナイダロ??

アンナコト教エタノハオ前ジャナイカ・・・
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