点零
彼は、彼女の休む時間が長すぎるのに
驚いていた
来ない
まさか辞めるのかな?
俺のせい?
彼女は
たんたんと車校に行った
久しぶりに昼の女の子達に囲まれて
学生時代を取り戻すような
感覚を
少し受け入れるか
また拒否するか
戸惑いのなか
イスで待つ無駄な時間が
車校の欠点だと思った
着飾り方が
今時の女の子と
私がずれてるのを
毎日自覚しながら
居心地の悪さを
感じながら
新しい出会いが
訪れて‥