点零
地元の昼は
空が明るいけれど
まるで他人事のような
社会福祉や
学校や市や県の行事
元気なお祭りさえ
もう私には他人事のようになってしまった気がする
夜の街で
みんなで浮わついたものを求めれば
いつしか
本当に大事なことは
遠ざかっていく
夜の格好いいと言われている
ホストさえ
昼会うと
顔がでかく背はちっちゃく
ただの変な若者だ
私服姿なんて
並み以下だ
そんな人達に高い金払う女の子達
私も
そんなキャバ嬢だったのかなって
自分のもともとあった
自信のなさに
昼は自分を見ることが出来るから
昼には余計に戻れない
たからと言って
私は学生時代の昼職しかしたことないから
夜と同じくらいの
収入のある
昼職なんて無理
200万、月稼いでいる私が
事務で月15万で働けるわけない
それが正しくても
正しさのために金を失うのは
収入を失うのは
決心がつかない
結婚への理想と
現実のギャップと
将来への不安が
いろいろあって爆発した
今の同棲していた彼とは別れて
私は大学へ行こう
あても、計画もなにもないけど
就職するために。