夜空の中の星たち
それからふたりで話したら、
住んでいるマンションが
同じで、部屋が
向かい側だった。
それからというもの、
毎日一緒に登下校した。
二人は高校生になっても
一緒だった。
二人はやっぱり部活も同じで
水泳部だった。
上手さは星羅のほうが上手かった。
高校生一年になってから・・・
星羅は部活に遅れてきた。
「遅れました♪」
星羅は着替えて、
アップを始めた。
「星羅!?」
莉沙が少しおこりぎみで
話しかけてきた。
「1年生は早めにきて、準備しなきゃならないのよ」
それにたいして、星羅は言い訳する。
「だって、準備するより泳ぐほうが楽しいんだもん。」
「社会のルールがまるでわかってない!!」
またも、言い訳する。
「あたしは自由が好きだから♪」
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