その声を聴かせて



そして毎朝掛けるモーニングコール


それはもっと私をドキドキさせる


トルルルル…トルルルル…


『もしもし拓ちゃん。おはよう』

『…ンン…リカ…ネムイ…』

『ねぇ拓ちゃん6時だよ。起きて』

『…リカ…オハヨ…ンン…オキタヨ…』


夜の声と違って寝起きの声が色っぽい


私はこの声を聴きながらどんどん拓ちゃんが好きになっていく


それに拓ちゃんとのエッチなことを想像しちゃう


そんなこと私が思ってるなんて気づいてないんだろうなぁ


そう思ってたらある朝



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