好きな気持ち
Ⅰ
私
私は何してんだ…?
だってさぁー
いつのまにか手が縄で縛られてるんですけど?
目隠しされててどこにいるのかも分からないし…
誰かのベッドの上ってことは分かるけど
誰かに襲われる……!!?
ふいに不安と恐怖に駆られる
やだよやだ!!
必死に逃げようともがいたが無駄だった。
「ふぇ……グズ…」
怖くて怖くてたまらなかった
時間がとても長く感じる。
ガチャ
鍵のあく音がした
「よぉ、さき~☆」
聞き覚えのある声だ
「わかった!!慎也でしょ?」
「あったりぃ~さすがは幼馴染みのことだけあるね」
そう私達は小学生からの幼馴染み
今は高校生だけどたまに遊んだりもする
(慎也の声を聞いて安心…汗)