未来へのボール*SPRING*

すると、横に風を感じた。

後ろを見ると、先輩がいて。


「ゴールっ。」

その小さなゴールにボールを

入れていた。


「俺からボールを取ってみろよ。

んでゴールまで入れられたら

帰ろうぜ。」

なんて自己中心的。


断りたいところだか、

言ったところで

この人は聞いてくれない。


「分かりました。」

あたしは、了承した。




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