未来へのボール*SPRING*

「いやしかし…。

男子は……(汗)。」

監督は確実に困った様子だった。


「女子の皆さんは、

集まったらすぐに

試合できるのですか?」

少女がまた口を開いた。


「ラルっ!」


「アップなどを

まだしていない状態で

やらせる訳にも

いかないですよね?」

確かに。


そう考えると

かなり待たせることになる。





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