未来へのボール*SPRING*

「……では。

本当に男子でもいいんですね?」


「はい。」


「……分かりました。

では、よろしくお願いします。」


こうして、真鶴中女子バスケ部との

練習試合が始まった。


男子バスケ部と、

女子バスケ部という、

かなりの違和感がありながらも。


これが、

やがて

全国制覇3連覇を決めることになる

天才・橘羅琉のプレーを

初めて見た時だった。






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