未来へのボール*SPRING*

「89対14で…

真鶴中女子バスケ部の勝ち…。」


「「「「「ありがとうございました。」」」」」

唖然。


だってうちの学校だって

かなり強い方。

それに加えて男子なのに。


「あの…。大丈夫ですか?

顔色が良くないです。」

俺に話しかけきたのは

圧倒的な切れを見せたあの少女だった。


これが、

俺が初めて橘羅琉と

会話を交わした時だった。





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