未来へのボール*SPRING*
「一応、空いてるけど。何?」
「じゃあ、今日も付き合ってよ!
バスケ部っ!!」
いやいや。
「ごめん、無理だわ。」
「えぇっ!?Σ( ̄□ ̄;)なんでっ!?」
いやいや。
普通に昨日の様子で分かってよ。
そして気を使ってよ。
「とにかく。
バスケ部は行かないよ。」
また身体がウズウズしちゃうし。
あたしはバスケを
嫌いにならなきゃいけない。
..
まだ嫌いになれていないから。