デレデレ彼氏とツンデレ彼女
「あった!」


とてもうれしそうに


出したのは紙…?


「これね。ディズニーランドのペア宿泊券が当たったんだ!一緒に行こう!」


目をキラキラさせながら


言った。


「土曜日の朝早くに出て
ディズニーランドで遊ぶでしょ。そんで夜になったらホテルに行って日曜日に遊んで帰る。どう?」


「行きたい!」


「じゃあ行こうね♪
月曜日振替休日だから
日曜日遅くまで遊んでも平気だね?初音プーさん大好きだもんな―」


ふはっと笑う宏太。


「宏太はドナルドが好きだよね。可愛いけど。」


「初音のほうが可愛いよ」


「そーゆーのいらないんで…!」


「ひっでー!本心なのに…」


シュンとする姿はまさに


幼稚園児みたいだった。


そうこうしている間に


学校についていた。


「おっはよ!」


と同時に背中をバンッと叩かれた。


「…。おはよ」


「暗いわね―!隣りには
学校1かっこいい男がいるっていうのに―」


「べらべらうるせーよ」


宏太が怒った。

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