デレデレ彼氏とツンデレ彼女
「はぁ?そんな事言っていーの?初音のこと狙ってるやつこれからはらわないわよ?取られちゃうかもねー」


にやにやしながら宏太に
言った。


「美鈴!やめなよ。」


彼女は金原美鈴。

中学の時から仲のいい友達だ。

まぁまぁ可愛いし告白されるのにあまり彼氏をつくらない。

何で?と聞くと

1人のほうがらく。

という理由で作らない。


「いっとくけど初音は俺から離れて行かないから」


「分からないよ?佐藤は、学校では1番かもしれないけど学校の外に出ちゃえば佐藤よりかっこいい人なんて何億人もいるよ?」


「美鈴!いい加減にして!あたしは宏太が好きなんだよ。」


「初音!一週間ぶりに好きって言ってくれた!」


そう言ってあたしに抱き付いた。


「あら。ラブラブ♪」


うふふと笑いながらあたし達を見た。


「離して!教室行くわよ!」


「うん!」


好きと言ったのがよっぽど嬉しかったのか聞き分けがよかった。


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