笑顔
風の様に
卒業式…
もう…この学校ともお別れなんだなぁ…
一瞬、あたしは、入学式の時のことを
思い出した。
今の様に、
風が気持ちよくって、
あたしは、空をみてた。
そんな時に…
男の子がきて…
あたしに向けて
にっこり笑った。
その笑顔は…
天使の様で、
風の様な
笑顔だった…。
名前は知らない。
顔も…あんまりみていない。
その一瞬だけ。
そして、
今わかったこと。
その男の子は
この学校ではなかったらしい。
じゃあ…
誰なの?
それしか、
頭に浮かばなかった。
素敵な笑顔。
風の様な笑顔。
それしか…
思い当たらない。
『有坂 夏希』
校長先生が
あたしの名前を呼んだ。
これが、
最後の
学校でいわれる
名前―…
もう…この学校ともお別れなんだなぁ…
一瞬、あたしは、入学式の時のことを
思い出した。
今の様に、
風が気持ちよくって、
あたしは、空をみてた。
そんな時に…
男の子がきて…
あたしに向けて
にっこり笑った。
その笑顔は…
天使の様で、
風の様な
笑顔だった…。
名前は知らない。
顔も…あんまりみていない。
その一瞬だけ。
そして、
今わかったこと。
その男の子は
この学校ではなかったらしい。
じゃあ…
誰なの?
それしか、
頭に浮かばなかった。
素敵な笑顔。
風の様な笑顔。
それしか…
思い当たらない。
『有坂 夏希』
校長先生が
あたしの名前を呼んだ。
これが、
最後の
学校でいわれる
名前―…