ノクターン
「井上さぁ…。」

「何?」

「土曜日…。」

「ん?」

「家に来れる?」



俺は今までずっと言いたかった事を言った。



井上は目が点になってる…。



ですよね…。



いきなり家はナイよな…。



「やっぱりなんでもない。」

「行っていいの?」

「えっ!?」

「行きたい。先生んち♪」



マジで!?



でも俺…。



とんでもない事言っちゃった?



井上はニコニコ。



でも…。



嬉しいな////



俺は照れ隠しでポケットからタバコを取り出してに火をつけた。



「午前は部活だから、午後からな?」

「夜じゃないの!?」



夜!?



「夜は…。マズイだろ。俺大人だから♪」

「ですよね////」



夜に井上を家に呼ぶのは…。



まだ無理。



自信がナイ。



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