ノクターン
6楽章:境界線
【未来】
先生の家に行ってから2週間。
あたしと先生は教師と生徒の関係のまま、夜に電話をする。
そして、明日から、遂に恐れていた夏休み。
あたしは部活に入ってないし、補習もないから学校に来る日がない…。
先生に会えない。
遠目で先生を見かけるだけで元気になれるのに…。
「明日から夏休みだし、今日は花火でもしない!?」
「いいねぇ~♪」
あれから遥は彼氏ができた。
他の学校に通う、同い年の舜君。
でも、遥はあたしとの予定を最優先にしてくれる。
「遥、先に帰って?」
「えっ!?何で…わかった♪」
遥は1番の理解者だ。
あたしは勇気を出して音楽室に向かった。
1ヶ月も会えなくなる前に充電が必要だと思ったから…。
先生の家に行ってから2週間。
あたしと先生は教師と生徒の関係のまま、夜に電話をする。
そして、明日から、遂に恐れていた夏休み。
あたしは部活に入ってないし、補習もないから学校に来る日がない…。
先生に会えない。
遠目で先生を見かけるだけで元気になれるのに…。
「明日から夏休みだし、今日は花火でもしない!?」
「いいねぇ~♪」
あれから遥は彼氏ができた。
他の学校に通う、同い年の舜君。
でも、遥はあたしとの予定を最優先にしてくれる。
「遥、先に帰って?」
「えっ!?何で…わかった♪」
遥は1番の理解者だ。
あたしは勇気を出して音楽室に向かった。
1ヶ月も会えなくなる前に充電が必要だと思ったから…。