ノクターン
7楽章:幸福の時
【未来】



夏休み…。



あたしは、先生に会いたい一心で、先生の顧問をしてる部活に入った。



遥も引っ張り込んで♪



でも、いざ入ってみると、バンド練習ってよりも…。



一部は寝てるし…。



ゲームしてたり…。



女の子とイチャイチャしてる人もいるし…。



「何でみんな何もやってないの?」

「飽きたんだって。後は文化祭前に練習すれば大丈夫らしいぞ♪」

「入んなきゃよかった…。」

「井上はピアノ弾いたら?」

「じゃあ何か楽譜出して♪」

「じゃあ準備室に行くぞ。」



やっぱり入ってよかったかも♪



あたしは先生の後ろをついて準備室に入った。



「誰のがいい?」



先生が楽譜を探してる。



今は2人きり…。



「小犬のワルツある?」



あたしは先生に後ろから近づく。



「井上ってショパン好き?」

「うん。それよりも先生好き♪」



後ろから抱きついた。



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