ノクターン
部活が終わってから学校で仕事して帰った。



自分の家なのにインターホンを押して、未来に鍵を開けてもらう。



「お帰り先生♪」

「ただいま。」



未来は私服で俺の部屋にいた。



「ご飯作ってあげるね♪」

「マジで!?未来って料理できんの!?」

「出来ないよぉ~♪」



不安になりながらも部屋着に着替えてテレビをつけた。



「きゃ!!」

「ぬぁ!!」

「だぁぁ!!」



さっきからキッチンの方から聞こえてくるこの声…。



「未来…。何これ…。」

「えへへ♪」



心配でキッチンに行ったら…。



なんかの惨劇の後?



みたいになってた。



「何作る気だったんだ?」

「え~…。ハンバーグ…。」

「まぁ…。上出来。だから後は俺がやる。」



ハンバーグはこねる前に挽き肉炒めちゃダメでしょ…。



「ミートソースになったぁ♪先生すごい♪」

「いいから食え…。」



炒められた挽き肉とタマネギ…。



頑張った俺!!



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