ノクターン
「じぁなあ未来。気を付けて帰れよ?」

「うん♪また明日ね、先生♪」

「ちょっと待って!!」



未来が俺の部屋から帰る。



送るって言ったら「誰かにバレたらヤダから。」って断られた。



「これやるから。」

「マジで!?」

「ん。だからバレないように来て?」

「わかった♪」



俺にキスをして部屋を出てった未来。



俺の気持ちは止まらずに部屋のスペアキーを渡してしまった…。



今までの彼女には渡した事なんてなかったのに…。



どんだけ惚れてんだよ…。



「あ、タケ?飲み行かね?」



俺は一人でいるのが寂しくなって友達に電話をした。



歩いて近所の居酒屋へ。



「マジかよ!?生徒はやべぇだろ!!」

「わかってんだけどなぁ…。」

「このエロ教師が♪」



友達に初めて未来との関係を打ち明けた。



誰かに言わずにはいられなかったから…。



その日は飲みまくった。



記憶がなくなるくらい…。



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