不燃ゴミ
岩崎『あかん...』
頭に血が登りすぎた。
視界がフラフラになり
寝そべっていた体を起こし
ベンチに腰掛けた。
岩崎『やりすぎた...くぅ...』
いつもの癖だ。
何にでも限界まで放ってしまう癖がある。
体の血液が
すべて頭に集中している感覚がする。
冷やさないとヤバい。
自販機にゆき
財布を取り出そうと、ポケットに手をかけた。すると、カサカサと出てきたのはさっきの田中から受け取った紙だった。
ため息を一つして、紙を広げた。