運命を変えるため。
その作業が一通り終わると、時間を確認してから、一番最初に目に留まった急募のところにだけ先に電話をかけることにした。
急募と書かれているところは早く連絡すれば、早いほど面接から即時採用に繋がりやすいと聞いたことがあったのだ。
期待通り、翌日に面接をしてもらえることになったので、自宅にあった履歴書を記入してから、面接のイメージトレーニングをしながらシャワーを浴びた。
特にすることもなかった俺は、夕食のあとしばらく漫画を読んで、いつもより早くベッドに入った。