私だけ見てて。お願い。
記念撮影の後はお昼ごはん。

近くの公園まで行って、お弁当を広げる。

「今日も、頑張って作ってるねえ!」

「でしょでしょっ。今日はピカチュウ弁当!」

「ほんと、よくやるよね!先生のお嫁さんになれるね。あはは。」


「俺のお嫁さんになれるって??」

「「「先生!!!!」」」

「ちょっと聞こえてきたから。」

私はすごく顔が赤くなっていると自分で感じた。
だって先生、聞いてたんだもん。はずかしい。。。

「おいっ、杉野、顔赤いぞ。照れてんのか??」

「べつに。そういう訳じゃ。」

「俺は味にうるさいからな。どれどれ?一番自信があるおかずは?」

「先生、ただ食べたいだけでしょ?」と七海。

「だって、コンビニ弁当を配られたんだぞ。絶対、杉野が作ったやつの方がおいしそうじゃないか。」

「じゃあ、たまごあげる。前よりおいしいと思うよっ。」私は照れながら卵焼きをあげた。


「ありがとう。前もうまかったけど、その時よりうまい!」

「ほんと?嬉しい!」

「俺の嫁さんになってもらおうかな~なんちゃって!!うそだよ!!笑」そういって藤井先生のところに行ってしまった。


うそでも言わないでほしい!!!まじ、信じちゃうから。

けど、嬉しい!!!♡♡♡

「よかったじゃん、愛梨!」

「ねっ♪俺の嫁さんになってもらおうかな。って普通言わないよ!!!ひいきすぎる!!!」

「ははは、正直、ちょ~嬉しい!もうやばいんだけど。まじで。心臓飛び出ちゃうよ。あはは。」




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