ルチア―願いを叶える者


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時間があっという間に経ち、パーティーが始まった。


キラキラと輝く世界が目の前に広がっている。


「…綺麗………」


綺麗だけど、寂しい。
私だけ違う世界にいる。


誰にも見えない…
気付いてもらえない…


「みんな……」


離れ離れになったみんなは大丈夫なのかな…


みんなに会いたい…


『…君は……?』


え………?
今、近くで声がした…?


「…そんなわけないか」


私は誰にも見えないはず…


『何がそんなわけないの?』

「えぇっ!!!?」


驚きで顔を上げると、そこには…


「ルカ!!!?」


―ルカがいた。
私の知るルカよりずっと幼いルカだ。


『僕の名前…そうか、やっぱり…』


ルカは少し驚いた顔をしたけど、すぐに納得したように笑った。


『違う時を生きる、僕の魂。どうしてこの時空に?』

「…ルカ?あなたはどうしてここに!?」


あ………
質問に質問で返しちゃった…







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