私を見て。
「俺本当は嫌だった‥。宝と別れるのは‥でも俺には宝を幸せに出来ねぇから真哉に任せたんだ。俺間違ってた‥?」
俺は宝に
思ってた
事を言った‥。
バシッ━‥
「馬鹿!!間違ってるよ‥。なんで隠すの‥?なんで諦めようとするの‥?私‥優以外の人なんて好きになれないよ‥。私が優を死なせない。癌なんて私が治してみせる。だから一緒に頑張ろ‥?」
宝は泣きながら
俺の頬を叩いた‥。
そして俺に優しく
微笑んだ‥。
「俺まじで馬鹿だわ‥、宝をこんなに泣かせて‥。」
そう言って
俺は宝に
手紙を
見せた‥。
「それ‥。優からの‥」
「この涙以上に泣かせる事もあるかもしれねぇ、それでも俺に付いてきてくれるか‥?」
「うん‥。当たり前だよ‥一生優に付いていて行くよ!」