アリスの秘密

「あれっ!波音って6組だったの」

「は?今気づいたの!?」


だって、遅刻寸前だったんだもん……。


「まぁ、どうせ遅刻ぎりぎりだったんでしょ」

「な、なんでわかったの!」

「あんた、息切らして走ってきたじゃん」


あっ‥‥!

確かに!


「まぁ、同じクラスでよかったじゃん!よろしくね、亜莉栖」

「うん!」

「じゃあ、帰ろっか」


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