片思いLOVE☆

☆シュウside☆

「ピピピッ...ピピピッ...只今7時50分です」
部屋中に目覚まし時計の機械音が鳴り響いた。
今日学校か...。
マイには会いたいけどめんどくさい。
...とりあえず遅刻だけど行ってみるか。
俺の使っている駅とマイの使っている駅が一緒なのはリサーチ済みだ。
いるかなーとか思ったけどアイツ優等生だからもう行ってるか。
とか思いながら駅の階段をいつの間にか登ってた。
そしたら俺の何かがビビビッてきた。
まるで、心が撃たれるような。
俺はハッとして周りを見渡してみた。
そして視界にとらえた。
マイの姿を。
俺はだるい気分が吹っ飛んでいった。
驚かせようと、そーっと近くに寄るといつものマイと違いとても可愛くなってた。
あぁ、早く話かけて「可愛いな」って言ってあげてぇな...。
そしてマイの髪をグチャグチャにした。
俺以外の他の人間に可愛いマイの姿を見られたくなかったから...。
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