密フェチ†汚シタイ… ~禁断の恋
「キャッ!」「っ、うわっ!」

私の手の中にあったグラスは少年の膝にあたった後、床の上で横倒しになった。

「ごめんなさい!力が入らなくって、よろけちゃった」

「あ、大丈夫ですから」

「ダメっ!シャツとズボン脱いで!早く洗わないとシミになっちゃう」

「えっ、」

少年の足の間に跪き、シャツのボタンに手をかけた。



汚シタイ…---


目が眩むような欲望が、体の奥から湧き上がってきて

掴んだシャツを引き寄せた。

「んっ」

目を見開いたまま固まる少年の唇に、啄むようなキスを繰り返す。



「目を、閉じて」

戸惑いながら、それでも目を閉じた少年の首筋に顔をうずめた。

上下する小さな喉仏。

切なげな吐息。

少年の肌を滑り落ちていく、私の舌。

少年が、私の頭を抱く。



退屈な毎日が終わる、予感がした…---


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