【短】君の翼にキスしたい【密フェチ】
ずっと触れたかった翼を指でなぞった。
「あたし、先生のここが好き」
背中がビクンと震えたのがわかった。
「板書してる時いつも見てた。このカーブがすごくセクシーなのに自覚ないでしょ?」
硬いくせに滑らかで。
シャツ越しのラインを撫であげると、鼓動が加速して体の芯に熱を帯びた。
どうしよう。
諦めるどころか、もっと好きになっちゃうよ。
「…ダメや」
ゆっくりと彼が振り向いた。