恋人のルール(ベリーズカフェバージョン)
バージンをもったいぶっているなんて、酷い……。


そんなつもりじゃ、なかったのに……。


それよりも傷ついた「不感症」の3文字。


陽斗がそんな風に思っているなんて知らなかった。


あたしがいけなかった?


先に進むのが怖かったのもある。


……あたし……陽斗が心から好きじゃなかったの?


複雑な気持ちが入り混じり、グラスの中身がすぐに減っていく。



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