恋人のルール(ベリーズカフェバージョン)
恋の行方
腰に置かれた何かの重み……いつもとはスプリングの弾力が違うベッド。


彩乃はハッとしてパチッと目を覚ました。
 

あたし……。
 

瞳に映るのは自分の部屋と違う窓の景色。
 

涼ちゃんの部屋だ。


昨夜の事が思い出される。
 
 

眠っていると、キスで起こされて一緒にお風呂に入り、もう一度涼ちゃんに翻弄された。


自分を淫らに乱れさせる涼を思い出し、躯が火照ってくる。
 
 
フラれて、酔った勢いで涼ちゃんと寝たんじゃない……。
 
 
あたし、涼ちゃんが好き。


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