罰ゲームから始まる恋
そんなコトを考えていると廊下の隅でがやがや騒いでる男子たちが目に入った
「はいお前罰ゲーム〜!」
話を盗み聞きしてるとかじゃなくて
こっちまで話が聞こえてきた
声でかいんだよ……
「じゃあお前誰かナンパしてこい!!罰ゲームだから逆らうなよ〜」
「…は?!なんでオレが……!!」
…あらあらかわいそうに
「お前あの秘密バラし「はいはい!!行ってきます!行かせていただきます!!」
「うーん……あ。」
そういうと罰ゲームにあった?男子は私のとこに近づいてきた。
え、なんでこっちくんの……
「…すいません!コレ俺のメルアドです!!よかったら連絡下さい!!」
…は?
…私??
「あとさしつかえなければお名前を教えて下さい」
遠くで罰ゲームを課した男子たちがヒューヒューとはやしたてる。
なんで私なの〜?!
…とか思いつつまんざらでもないような私。
「…わ……さき…」
「…え?」
「…姫川…きさ…き……です…。」
「妃さんね!!ありがと!!んじゃ連絡待ってる!!」
と彼は言い残すと足早にその場を立ち去った。
私の手元には
"高梨蓮"
という名前とメアドの書いてある紙が残っていた…