罰ゲームから始まる恋

蓮Side


「…くそ…っ」

俺、高梨蓮は友達と一緒に掃除中に雑巾がけレースをして負けてしまっていた。

「はいお前罰ゲーム〜」


なんなんだよ……

罰ゲームって…


きいてねーし。



「じゃあお前誰かナンパしてこい!!罰ゲームだから逆らうなよ〜」


…はぁ?!


なに言ってんだコイツ!!


「なんで俺が……!!」



俺は当然のように反論した。


すると俺の友達、柴田翔(シバタカケル)は悩むような仕草をして…


「うーん…そこまでいうなら……」


うん?


やめてくれんのか?


「お前のあの秘密バラし「はいはい!!行ってきます!!行かせていただきます!!」

おいおいおいおい!!

俺は焦って反論すんのをやめた。

コイツ笑顔でなに言ってんだ……

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