罰ゲームから始まる恋

遠くで翔たちがヒューヒューとはやしたてていた。


ふん…っ
バカにしやがって。

後で姫川妃のメアド欲しがったって教えてやんねーしな。



「…わ……さき…」


…ん?


「…え?」


「…姫川…きさ…き……です。」


あーそーいやぁ俺名前聞いてたんだった…


「妃さんね!!ありがと!!連絡待ってる!!」

俺はそう言い残してさっさと立ち去った。


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